• 公開日2022年07月25日

VR酔いを克服する方法

仮想現実の世界で陥るいわゆる「VR酔い」の症状は、乗り物酔いと密接に関係しており、人によってさまざまな影響を与えます。
症状はごく軽いものもあれば、急に重くなるものもあります。

VR酔いの一般的な症状としては主に下記が挙げられます。

  • ふらつき

  • 発汗

  • 頭痛

  • 目の疲労

  • 吐き気 (症状が重い場合は嘔吐も)

VR旅行では、通常「動き」はありませんが、脳は目からの視覚情報を受けて動いていると錯覚し、そのギャップによってVR酔いを引き起こすことがあります。

乗り物酔いは一般的に、小さい子供が影響を受けやすく、成人に近づくにつれてゆっくりと緩和するというのが通説ですが、VR酔いは若者よりも高齢者が影響を受けやすいと言われており、子供たちがよくテレビゲームを遊んでいることもその裏付けとなっています。

VR酔いは特殊な方法を使わなても克服することは可能と言われています。
VRに慣れておらず、VR酔の不安がある方は是非この記事を参考にしてみてください。

VR酔いの原因とは?

先の述べたように、VR酔いは眼や内耳などから脳に送られる信号の食い違いによって引き起こされます。

また、一部のゲーマーは、ゲーム画面が目まぐるしく動いているときに酔いの感覚を経験します。

techtarget.comのとある記事では、興味深い統計が示されています。:

VRと拡張現実(AR)環境を開発するソフトウェアエンジニアは、通常、25%の視聴者がVR酔いを経験すると想定している。これは、低空の乱気流の中の飛行機内で、乗り物酔いを経験する人と同じ割合です。

「乗り物酔い」vs.「VR酔い」

みなさんの中には、船や車に乗っていて酔った経験がある方もいるのではないでしょうか。
突然お腹が痛くなって、その様子に気づいた友だちやお母さんが袋を手渡して車を止めたり、船のデッキに上がって水平線を見るように言われたり……

VR酔いでの対策はそういった状況とはちがいます。

症状を引き起こすのは「動きの知覚」だけです。安定した物を見たり、物体が動く先の方向を見ることで症状が緩和することがあります。

たとえば、車内のツアーに参加していて、車が右に曲がっている場合は、その方向に目を動かします。(逆を向くとVR酔いを引き起こしてしまうかもしれません)

VR酔いの症状はどのくらい続きますか?

VR酔いは何時間も続きますが、数時間たっても改善しない場合や、吐き続ける場合は医師に相談してください。

まだ科学的に証明されていませんが、一部のVRユーザーが、起き上がって動き回ると治まっていくという事実もあります。
また、自分の動きをビデオやゲームの動作と合わせることで脳への信号が混合することを緩和できます。

VR酔いを回避するには?

まずVR体験をする前に避けるべき2つの要素について:

  • 長時間のVR体験の前に重い食事をとらない

  • 移動中の車内でVR体験をしない

そして、VR酔いを予防する方法がいくつかあります。
ここでは、最も一般的なものをいくつかご紹介します:

  • 扇風機を使用する :顔に新鮮な空気を向け、部屋を換気します。

  • あらかじめショウガを食べておく 変な話にも聞こえるかもしれませんが、ショウガは吐き気を防ぐための代替医療として長い間使われてきました。

  • アロマテラピー :今ではディフューザーやエッセンシャルオイルが人気です。ルームディフューザーを使ったり、手首にラベンダーやジンジャーエッセンスを数滴垂らしておくと、吐き気を減らすことができます。

  • リストバンドを着用 :これは効果がないと言う人もいますが、伝統的な指圧に基づいています。手首近くの内腕にある「内関(ないかん」と呼ばれるところにリストバンドをつけます。ここに指圧を行うと、吐き気や嘔吐を和らげられます。

  • :あまりおすすめしませんが、あなたの酔い症状が重いのであれば、これが唯一の方法かもしれません。船酔いや車酔いをするのであれば、市販の酔い止めを服用するべきかもしれません。

しかし、薬を飲む前に、ほとんどのVRユーザーが試して効果を上げている以下の方法を読んでみてください。

VR酔いを克服する最良の方法

VR酔い対策には多くの説がありますが、どの対策が有効かは人によって症状の重さなどによります。

しかし、VR酔いを克服できそうな方法はあります。
上級VRユーザーとゲーマーによると、最良の方法は「BABY STEPS(少しずつ慣れること)」です。
彼らによれば、VR酔いは慣れるものだが、適切な手順を踏む必要があるとのこと。

  1. まず最初の段階では、ゆっくり時間をかけて体験をします。

  2. 気分が悪くなった場合は、一度の体験を数分間だけに制限してみましょう。

  3. 不快な気持ちになり始めたら、目を閉じて深呼吸をして、少し休憩してからリトライしてみてください。また、ヘッドセットを外して長い休憩をとるのも良いでしょう。5~6時間くらいで十分ですが、一晩おいてもかまいません。

  4. VR環境で過ごす時間を徐々に増やしていけば、数日のうちにその不快感を克服できる可能性が高いです。



ほとんどの人がこの方法によって酔いへの耐性を身につけているようですが、残念ながらそうではない人も少数いるようです。
気分が悪くなってきたらヘッドセットを切るのは正しい選択です。
時間が経つにつれて、あなたはその体験をより長く続けられることに気づくでしょう。無理をして長時間続ける必要はありません。

Soypancho - Reddit ユーザー

その他のアイデア:
サイバーシューズは、その名前から推測できるように、VRゲームで歩いたり、ツアーで歩く感覚を与えたりするシューズです。
履物の上に着用するように設計されており、下側にあなたの動きを記録するホイールがついています。
これはVR酔いを改善して、より良いVR体験を楽しめるように、様々な人たちを助けてくれました。

弊社の「VR酔いについて」のページでは、VR酔いの対処方法について、世界中の経験豊富な「どこでもドア Trip」VR旅行者の皆様に提案を募っています。また、VR酔いのしやすさを判定する動画も用意しているのでご覧になってみてください。